# VIVA MY LIFE
project 304「弓小屋リホーム」
https://scratch.mit.edu/projects/324927237/
76歳の誕生日を迎えた。いろいろ思い出す。この頃、夢に出てくるのは、４、５歳の頃の弓小屋をリホームした我が家だ。戦後の廃墟の東京、そのど真ん中の学校の敷地のはずれにあった弓道場の跡地を利用して、父ともう一人の先生とで、学校の許可をもらって、的場の跡に、角材や板切れを張り合わせた小屋を作ったのだ。間口９間、奥行き２間半の列車のような小屋だ。前に住んでいたところのアパートの家主から、親の相続のため取り壊すので、アパートの立ち退きを、父ともう一人の先生の二人が迫られ、行くところが無くなっていたのだ。父の兄が、田舎から訪ねてきて、出世したはずの弟の家を哀れんだという。しかし、子猫が迷い込んだり、小犬を拾って来り、鶏を飼ったり、「大都会の田舎者の思い出」は、私のリメイク、リホームの楽しさとして、身についてしまっている。父は、なんの御呪いか、小屋の梁に、私達５人の絵姿を画用紙に描いて貼っていた。
父と母は、キリスト教（プロテスタント）の信者だったので、学校の隣の教会にも家族で、通った。アメリカ人の牧師さんと、カンニングハムさんというおばあさん先生がいた。子供たちは、日曜学校にも通い、復活祭、クリスマス・・楽しい思い出だ。
