241番目のテーマ「人生の目的」

# VIVA JAPAN

project 241 「二葉保育園」

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https://scratch.mit.edu/projects/310954399/

「考えて生きても人生、考えなくて生きても人生」

自己の人生を充実させるためには、「生きる目的」「人生に望み」がほしいですね。

信濃町と四谷の間、昔、貧民窟と言われた場所での貧民の幼児教育に尽くされた徳永ゆきさんのことを思い出しました。徳永恕(ゆき)さんは、明治20年(1887年)生まれで、二葉保育園の二代目の園長さんだったそうです。播州安志藩の家老の徳永行蔵の二女でしたが、父の収入もあまりなかったこともあり、貧しい人に、すごく思いやりを持った人でした。二葉保育園は、我が国の貧民教育施設の草分けで、また、スラム街の生活改善にも奉仕していたそうです。戦後は、孤児、捨て子が多く、本当に、多くの子どもがいて、賑やかな保育園でした。恕(ゆき)さんたちは、買い出しをして、なんとか、食料を確保し、保育の仕事をしたそうです。恕(ゆき)さんは、家も持たず、最後まで、園児と共に、生活をしたという事です。子供たちが、道路側の柵にへばりついて、

「お金がないから、お金をちょうだい。」と歌っていたのが、忘れられません。

「幼い日から」・・ヘッセ

 幼い日から、かつて私に幸福を約束した響きが、私を追って、漂ってくる。

この響きがなかったら、生活は、あまりにもつらいものだったろう。

その不思議な力が、ひびかなかったら、私は、光なく立ち、身のまわりの不安と闇を見るだろう。

だが、私のなめた悩みを貫いて、いつもいつも、幸福に満ちた甘い音がひびく、

悲しみにも罪にも損なわれない音が。

お前なつかしい声よ、私の家の光よ、もう二度ときえないでくれ、青い目を二度と閉じないでくれ!

そうでないと、世界は、やさしい光をすっかり失い、星や、星屑がつぎつぎと落ち、私は、ひとりぽっちになる。

 

 

R1年5月19日、昭和21年(1946年)5月19日に皇居前で、大規模な食糧メーデーが行われたというニュースがありました。

R1年5月19日、箱根山火山活動が見られ、レベル2になったそうです。