257番目のテーマ「あとの祭り」

# VIVA PROVERB

project 257 「高齢者の運転」

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https://scratch.mit.edu/projects/315815714/editor

「前車の覆るは、後車の戒め」・・(漢書・賈誼伝)

今年(2019年)、特に「高齢者運転の自動車事故」が多い。高齢者は、「自分だけは、大丈夫」と頑固だ。

「あとの祭り」

祭りの済んだ翌日、「ああすればよかった」なんて、時期が遅れたことを後悔しても、間に合いません。時期の遅れ、手遅れのことをいいます。

事件を起こして、「あとの祭り」にならないように、したいですね。

関西のいとこのお隣の家の、独り暮らしの、頑固な、93歳のおじいさんも「自分は、運転に自信がある」の一点張りで、危ない運転をしながら、皆をハラハラさせながら、免許を返納を拒んでいました。しかし、いよいよ、ボケが始まって、遠くに住んでいる息子が、心配して、老人ホームに入れてしまったそうです。かわいそうだけれど・・お隣さんの心配ばかりしないで済んで、いとこも一安心でしょう。

 

「朝に紅顔あって、夕べに白骨となる」

世の中は、無常で、人の生死は、予測できません。朝、元気ですがすがしい顔をしていても、夕方、急死して、火葬され、白骨にされてしまうこともあるのです。、

・・「自分だけの人生」だって、人を殺めたら、他の人の人生も巻き添えにしてしまいますもの・・

R1年6月7日、杉良太郎さんが、「運転免許証返納」を行った。75歳の誕生日前に・・・。杉さまを手本に、ご老人よ、運転免許を返納しようよ。あんなに悲惨な事故が、自分の周りで起きたら・・・

ちなみに、私は、72歳で、運転免許を返納した。手続きが、面倒だったが、早くやってよかったと思う。今は、自転車だ。と言っても、自転車も、このごろ危なくなっている。もっぱら、自転車を杖の代わりに使っているのだ。買い物を載せて、ゆっくり歩く。周りの人も、注意して、見守ってくれる。

主人も、75歳の免許の切り替えの時に、返納した。今は、もっぱら、「歩き」だ。

「前車の轍を踏む」