491番目のテーマ「狂言」

# VIVA CULTURE

project 491 「裸大名」

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https://scratch.mit.edu/projects/405476925/

狂言」・猿楽が、能に成長する過程で生まれた、滑稽な要素だけが、別れて発展したもの。

・シテが、主人公で、アドが、シテを助ける太郎冠者。・大蔵流和泉流

「裸大名」・飯沢匡(ただす)明治42年生まれ。劇作家。小説家。

アンデルセンの「裸の王様」をまねて作った狂言だ。大名(シテ)は、大変な衣装道楽。で、常に新しい衣装を身に付けたいと思う。そこで、太郎冠者(たろうかじゃ)に、「新しい、珍しい衣装を探すように・・」と、言う。そして、そんな大名の様子に付け込んで、すっぱ、詐欺師が、登場する。すっぱは、太郎冠者に、「愚か者には、見えないが、これは天人の衣だ。」と、言って、見えない物を売りつける。太郎冠者は、「自分は、阿呆だから、見えないが、旦那様は、利口な方だから、きっと買ってくださるだろう。」と、すっぱを連れて、大名に紹介する。大名は、自分が、愚か者だと思われたくないので、見栄を張って、その衣装を買おうとする。しかし、大名は、お金を払う前に、恐妻の女房に、その天衣の衣装を着た自分の姿を見せる。すると、女房は、裸で、騒いでいる夫に、あなたは、裸だと告げる。女房の言葉で、正気に戻った大名は、すっぱに、自分も天人からもらった金袋で天衣を買おうという。詐欺師すっぱは、どんでん返しで、「ぎゃふん」と、唸ることになる。

⁂人間の心の中の見栄、そのための嘘の世界が、面白可笑しく描かれている。

*昔、狂言の「棒縛り」を観に行ったことがある。狂言の芝居の中での言葉遣いにすごく興味を覚えたからだ。

【最近のニュース」

・R2年6月17日、宮城県の上空に、丸い白い物体が浮かんでいるという。なんだろう。

・R2年6月17日、R2年6月16日、午後2時45頃、北朝鮮が、南北の融和の象徴である「南北連絡事務所」を爆破した。金正恩の妹、与正(ヨジョン)によるものという。与正氏の得意満面の顔・・。悪人顔になっている。

【最近のニュース」

・R2年6月18日、自転車の「あおり運転」というのが現れた。三重県鈴鹿市