113番目のテーマ・・「二進も三進も(にっちもさっちも)」

# VIVA MY LIFE

プロジェクト113「りんごのひとり言」 

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使い方・・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチ画面に移ります。

 「二進も三進も(にっちもさっちも)」

 そろばん用語からきた言葉らしいです。行き詰まって、どうしようも、動きが取れない状態をいう言葉です。

「進退これ谷(きわ)まる」詩経・大雅・桑柔

進むのも退くのもままならないような困難な状態を言います。

二進も三進も行かないことです。「たに」は、窮まるの意味で使います。

 

私も、とうとう、75歳になりました。二進も三進もいかない出来事にも、何度も会いました。みんなみんな、自分で乗り越えてきました。焦らずに、慌てずに、あきらめずにです。 だって、これは、自分の人生だからです。もちろん、家族も応援してくれます。だからこそ、乗り越えてこられたのです。

小さい頃からの趣味の紙遊びと布遊びのお陰で、苦しい時も、悲しい時も、自分流の作品を作っては、自分を慰め、励ましてきました。

今、私は、スクラッチプログラミングに、楽しさを見つけています。昭和60年頃から、子供のコンピューターの勉強に付き合ってきましたが、なかなか勉強についてゆけませんでした。それでも、イラストを描くのは、好きだったので、ソニーパソコンコンクールで「佳作」を頂いたり、富士通ワープロ本コンクールで、「審査員賞 」を頂いたりしました。子供といっしょに、東京書籍の「ENTER」という月刊誌に、プログラムを掲載して頂いたりしましたが、実際の処、あまりわかっていませんでした。このスクラッチプログラミングは、絵と日本語で書かれていて、とても使いやすいソフトウェアです。シニアの頭の体操にぴったりです。レクリエーションセラピー、作業療法に役立ちます。アメリカのソフト開発グループ「ライフロング・キンダーガーデン」(マサチューセッツ工科大学の、ミッチェル・レズニック教授を中心とした研究グループ)が、子供のために作ったソフトウエアですが、シニアの私達にぴったりのソフトウェアだと、思うのです。長い人生の思い出「回想法」が役立つからです。