114番目のテーマ・・「知に働けば、角が立つ」夏目漱石・草枕

プロジェクト114「サムとイブ」

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使い方・・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチプログラム画面に移ります。

「知に働けば、角が立つ。情に竿させば、ながされる。意地を通せば、窮屈だ。とかく、人の世は、住みにくい。」

                 夏目漱石草枕

ひとりの青年画家が、俗世間から逃れて、非人情の旅に出ようと、春の山路を超えて、那古井の温泉にやってくる。彼は、その宿の才知ある、美しい那美という女性と知り合い、彼女の顔を絵に描きたいと思うのです。そんなある日、那美は、出征兵士を送る駅頭で、落ちぶれた先夫に出会った。彼は、その瞬間の那美の哀れな表情をみて、この顔を描こうと思うのだった。・・

漱石は、このひとりの青年の心をこのように、表現したのです。つまり、理知的に動けば、他人との間に角が立ち、穏やかに暮らせない。感情に走って、世間を渡れば、思わぬところに行ってしまう。そうかといって、自分の意地を通せば、窮屈になるのだという意味です。そこで、旅に出ようとしたのだった。

現代の私達の日常生活でも、いつも起こり得る、大事な問題提起がされている。

H30年10月5日ころから、また、レゴでロボットを作り、遊ぶことにした。もちろん、私と主人の認知症予防が目的だ。私の紙や古布による創作活動と主人の理科系の頭の活性化を融合し画期的なロボットを作り上げるつもりだ???