25番目のテーマ・・「巧言令色 仁なるは少なし」

# VIVA PROVERB

プロジェクト25「万華鏡(Kaleidoscope)」

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使い方・・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチプログラミングの画面に移ります。②この画面の右上の緑の旗をクリックすると、傘が廻り、模様が回ります。③止めたい時は、赤い丸をクリックします。④この画面のタブの×印をクリックすると、もとのブログに戻ります。

童謡の「絵日傘」の曲に載って、かさがうごきます。万華鏡のように、いろいろな色紙を散らして、模様の変化を楽しんでみたいと思いました。

「巧言令色 仁なるはすくなし」について

(巧言令色・・愛想よく振舞い、上手な言葉でつくろうこと。)日本の諺は、論語(学而)からきている言葉です。「仁少なし」とは、愛とか善の心が少ないということです。言葉をうまく飾ったり、愛想よさそうに振舞ったりする人には、人の道を心得た、「本当の人間」と言える人はいないといういみです。英語の表現で同じような諺は、

 「Fair words butter no parsnips」

 美しい言葉は、パースニップ(parsnips・・人参に似ているが、白い根茎)に味を付けないということで、ただ、口先だけの美しい言葉をならべてもも、「実がなければ、仕方がないよ」、「本当の人間とは、言えないよ」という意味です。

パースニップという食物は、「ドリトル先生」の中の豚の好物だそうです。

世の中は、今、造語、カタカナ語、コンピューター用語など、外来語や略語であふれかえっています。老人は、それらの言葉についていくのが大変です。日本語の心のこもった美しい言葉だけは残してもらいたいものです。