91番目のテーマ・・「論語読みの論語知らず」いろはがるた

プロジェクト91「論語・子曰く」

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論語読みの論語知らず」いろはがるた・諺

論語の文章だけは、すらすら詠めるが、その解くところの精神は、少しもわかっていないという意味です。書物を読んで、言葉の上では、理解するが、その神髄を体得せずに、まして、実行などできないことを言います。いろはがるた(京都版)です。

論語」を理解しないで、孔子の道徳の基本理念を理解しようとしない人々を皮肉って、こんな諺が、生まれたそうです。

孔子は、紀元前552年に生まれ、紀元前475年に亡くなった中国の聖人です。その聖人孔子が、弟子たちと交わした問答を記録的なしたものが、「論語」です。

儒教の祖と言われている孔子の影響は、日本人の心の中にも今も、生き残っているような気がします。日本でも、昔の漢学者たちが、「四書」と言われる「論語」「孟子

「大学」「中庸」という(キリスト教で言うと、「新約聖書」にあたる本)本で、儒教の勉強をしたそうです。

お釈迦様より昔に、中国に、生きていた孔子という哲学者の言葉は、昔の日本の「道徳の基準」で、あった気がします。