52番目のテーマ・・「窮鼠 猫をかむ(キュウソネコカミ)」

# VIVA PROVERB

Bプロジェクト52「フクロウとねずみ」

f:id:scratchkun:20180708105316j:plain

使い方・・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチプログラミングの画面に移ります。②右上の緑の旗をクリックすると、フクロウとねずみのお話が始まります。夜中になると、フクロウは、大きな木の枝から、地面を走り回るネズミを捕まえようと目を光らせています。このお話のフクロウは、釣り糸を垂らしてネズミを捕まえます。ねずみは、フクロウの釣り糸につかまってしまいまが、何とか逃げ出すことが出来ました。  

 さて、地面に戻ったねずみは、大変です。今度は、ねことたぬきに挟み撃ちされています。③動きを止めたいときは、旗の横の赤い丸をクリックします。④画面の上のタグの×印をクリックすると、はてなブログに戻れます。

 「窮鼠 猫をかむ」について

「死すれば、再びは生きず、窮鼠、狸を噛む」塩鉄論・詔聖・・原文

 タヌキがねずみを捕まえるというお話から、諺が出来たらしいです。

 追い詰められたねずみは、反対に猫にかみつくということがあります。追い詰められ 、逃げ道のないようになると、弱いものは、強いものを負かす位の力を出すことがあるという意味です。弱い立場の人を追い詰めてしまうと、「自分の方がつらい目にあって、困ることになるよ」という忠告です。

今年(平成30年)は、弱い立場の子供や、若者や老人が、つらい目に合う事件が多い気がします。「やられても、やり返せない人や、逃げられない人」のことをもっともっと、考えてほしいものです。つまり、「おのれの欲せざるところを、人に、施すなかれ」だ。英語でいうと、

「Do to others as you would have others do to you.」

 自分にとっていやなことは、子供や、他の人にとっても、いやなことだから、絶対にしてはいけないという「基本的な人間のルール」を忘れないようにしていこうと思うこの頃です。

 「The cornered mouse attacking the cat」

 英語では、隅に追い詰められたねずみは、猫を攻撃するという。また、

「A baited cat may grow as fierce as a lion

 火に追われた猫は、ライオンのように荒くなるという。また、

「Despair makes cowards courageous」

 絶望は、臆病者を勇敢にするという。

 

*[キュウソネコカミ]ってなーに?

諺の略語かと、思っていたら、どうも若者のバンドの名前らしいですね。