378番目のテーマ「内面への道」

# VIVA KAMAKURA

project 378 「かまくらだいぶつさん」

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https://scratch.mit.edu/projects/366624978/

「鎌倉の大仏さん」・・与謝野晶子の歌碑

かまくらや み仏なれど釈迦牟尼

            美男におわす夏木立かな」

⁂近代の情熱の歌人与謝野晶子の一首です。大仏を男性として詠んでいる。

⁂大仏は、銅造阿弥陀如来坐像で、唯一の鎌倉の国宝仏である。

「内面への道」 ・・ヘッセ

内面への道を見出したものには、熱烈な自己沈潜の内に、知恵の核心を

つまりは、自分の心は神と世界を形象として比喩として

選ぶにすぎぬということをほのかに感じるものには、

すべての行為と思考とは、世界と神とを含む

自己の魂との対話となる。

 

「仏の顔も三度」

⁂円満な徳を備えている仏様でも、そのお顔を三回も撫でまわしたら、腹を立てるでしょう。いかに、慈悲深い人でも、礼儀知らずな行いを繰り返されれば、腹を立てる。度重なる侮辱は、我慢できないという意味。「地蔵の顔も三度」ともいう。京都のいろはがるたの「ほ」。

 

「仏作って魂入れず」

⁂いくら立派な仏さまを作っても、肝心な魂を入れなければ、何もならない。最も肝心なことを疎かにしているという事。「画竜点睛を欠く」の意味。