360番目のテーマ「蛍雪の功」

# VIVA LIVERATURE

project 360 「書物とは、」

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https://scratch.mit.edu/projects/362321702/

 「蛍雪の功」

⁂晋(新)の時代の車胤(しゃいん)という人は、貧乏のため、集めた蛍の光で本を読み、孫康(そんこう)という人は、雪の明かりで、本を読み、ともに大成したという故事から、苦労して、勉強した成果を表す故事になった。

「書物」・・・ヘルマン・ヘッセ

この世のあらゆる書物も お前に幸福をもたらしはしない。

だが、書物は、ひそかに お前を お前自身の中にたちかえらせる。

お前自身の中に、お前の必要とする一切がある。太陽も、星も、月も。

お前のたずねた光は、お前自身の中に宿っているのだから。

お前が長い間 万巻の本の中に、

求めた知恵は 今どのページからも光っている。

それは お前のものなのだから。

「書不必多看 要知其約」・・近思録

⁂書物は、必ずしも多読する必要はない。読んだ本の要領をつかむことが必要だ。

「学者は、自得せんことを要す」・・近思録

⁂学者は、本を読んで、それを覚え、博識を喜ぶだけでは、いけない。読んだものを本当に我が身の物として自得、すなわち、自分の心の中に充たすようにすることが、必要だ。

 

 

 

*天覧相撲⁂2020年1月25日(土)

天皇、皇后、愛子さまの大相撲鑑賞・・初場所の14日目の後半から・・ご覧になった。