251番目のテーマ「昔取った杵柄」

# VIVA CULTURE

project 251 「お手玉唄」

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https://scratch.mit.edu/projects/313356060/

お手玉唄には、いろいろな歌があります。

 

昔、私達女の子たちは、お母さんに作ってもらったお手玉で、お手玉唄を歌いながら、お手玉で遊びました。

 

昔々、江戸時代には、布に小石をいれて、遊んだこともあったようです。町人文化の発達と、活発な織物生産のおかげで、子供たちもきれいな布や可愛い布を使えるようになり、中身も、石の代わりに、数珠玉とか小豆を入れるようになりました。

いとこのお姉さんが、お手玉を上手に作ってくれました。詰め物の小豆の中に小さなかわいい鈴が入っていました。縮緬の可愛い柄のお手玉は、触ったときの感触もよかったです。お手玉を上にほうり投げ、戻ってくるお手玉を受け取るときの鈴の音と、再び、手におさまったときの重さが、今も覚えています。しばらく、私の宝物でした。

 

「昔取った杵柄(きねづか)」

お手玉は、「伝承の遊び」です。おばあさんのやって見せる鮮やかな手さばきに、子供たちは、みんなみんな、感心していました。

「亀の甲より年の劫(こう)」

「年老いた馬は、路を忘れず」