180番目のテーマ「新元号決定」

# VIVA JAPAN

project 180 「4月1日元号決定」

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https://scratch.mit.edu/projects/298276728/

4月1日、午前11j時45分頃、新元号は、「令和」と決まりました。日本の古典、万葉集の4500首の中から、「梅の花の歌」32首序文の中から選ばれ、命名されたとのことです。慌てて、今日から、元号を変え、祝おうなんてしないでね。

どちらにしても、5月1日の皇太子さまが、新天皇になられてからの元号なんだから・・・だ。

 

私は、次の元号は、桜の花に関係あるかなと、予想していた。でも、新天皇のお誕生日が、2月23日で、梅の花の季節になる。良い国が続きますようにお祈りします。

万葉集について、万葉の「葉」は、「世」、「代」の意味で、古今の多くの時代の歌を集め、万代までも伝われとの祝意を込めたものである。持統天皇の頃、着干し、延暦の初期に、大友家持らによって完成したという。

**大伴旅人の開いた宴会「梅の花をめでる会」の序文を大伴旅人が、「時、初春の月にして、気よく、風ぎ、鏡前の粉をひらき、蘭は、はいごの香をかをらす」と、している。

** 大伴安麻呂(おおともやすまろ)は、武人の家柄で、文武天皇大宝元年/701年)のときに、大納言として使えている。

**大伴旅人は、安麻呂の長男で、大納言にまでなっている。そして、大宰師として、大宰府に着任。

「験なきものを思わず一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし」

 **大友家持は、旅人の息子だ。

珠洲の海に朝びらさして漕ぎくれば長浜の浦に月てりにけり」

「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける」

                        百人一首から

**文選(もんぜん)という60巻の書籍の中に、「令」と「和」の出てくる文章がある。文選は、上古(じょうこ)から、梁(りょう)代に至るまでの模範となる詩文を集めた作品集(Anthology・アンソロジー)である。

この詩文は、我が国の平安朝の文学に、多大な影響を与えているという。