94番目のテーマ・・「錦を着て、郷に還る」

# VIVA PROVERB

プロジェクト94「浦島太郎」

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使い方・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチ画面に移ります。

「錦を着て、郷に還る」

           南史・柳慶遠伝

「故郷に錦を飾る」

立身出世して、故郷に帰ることを言います。「錦」は、二色以上の色糸や、金糸銀糸を使って、きれいな模様を織り出した厚地の高級な織物をいいます。

「雍州は、刺史となる。帝、新帝に銭し、言いて曰く、卿、錦を衣て、郷に還る。

朕、西顧の憂いなし。」

昔の日本でも、田舎の次男坊、三男坊は、都会に出て、一生懸命勉強し、立身出世して、田舎の両親や、長男、親戚を喜ばせたものです。私の父も次男坊でしたから、本当に一生懸命勉強したようです。父と一緒に田舎に行くと、田舎の親戚以外の人までもが、「お帰り・・○○ちゃん」と、迎えてくれました。