209番目のテーマ「武士道」

# VIVA JAPAN

project 209 「加藤清正徳川家康

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孔子の弟子の曾子(そうし)の言葉は、日本の近世に、大きな影響を与えました。

曾子日、可以託六尺之孤、可以寄百里之命、

 臨大而節負荷奪也 君子人興、君子人なり」

・・曾子のいわく、もって六尺の͡͡孤をたくすべく、もって百里の命をよすべく、大節に臨んで、奪うべからず。君子人か、君子人なり。

(孔子の弟子の曾子がいいまいた。「幼年の孤児(みなしご)の後見をまかせることが出来、一国の運命を左右する宰相をゆだねることが出来、大事に当たって、びくともしない、そんな人物こそ、誠に立派な人と言ってよかろうか。いかにも、立派な人に相違なかろう」と。

 **加藤清正は、儒教にこって、「論語」を、愛読していました。

曾子日、士不可以不弘毅。任重而道遠。仁以為己任。

 不亦重乎。死而後己、不亦遠乎。」

・・曾子の日わく、士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以って己の仁と為す。亦重からずや。死してのち巳む。亦た遠からずや。

 (曾子がいいました。「士というものは、木の持ち方が大きく、意志が強くないといけない。しかも、その任務は、重くして、目的は、遠くにある。仁という道徳の理想の実現が、その目的なのだから、その任務は、重くないとどうしていえようか。死ぬまで、努力しつづけて、それでも実現は、期せられるかわからぬがのだから、目的は、なんとはるかに遠いといわねばならぬのじゃないか。」)

加藤清正は、豊臣秀吉の死後、子の秀頼を、護衛してきた。それを倒して、天下を取ったのが、徳川家康で、家康も、儒教の保護者である。

彼が、子孫に残した有名な遺訓は、「人の一生は、重き荷を負うて、遠き道を行くがごとし・・・

この徳川時代の「論語」の曾子の言葉が、日本の「近世」の武士たちの道徳意識に影響を与え、日本の武士道の基礎となったのだ。

 

 H31年4月24日、マラソンの指導員者で、高橋尚子さんや有森裕子さんを指導した小出義雄さんが、東京オリンピックを待たずに80歳で亡くなった。お悔やみ申し上げます。

H31年4月26日、家事の間に間にパソコンを使うのは、なかなか難しい。「引きこもり」になりたい気分だ。このごろ、アイデアが浮かんでも、メモしておかないと、すぐ忘れる。古着の整理や、リメークも、アイデアがいっぱいだ。元号の変わる4月30日(平成の大みそか)までに、どのくらい出来上がるかな?

 H31年4月19日、池袋で暴走事故。また、お年寄りの運転だ。若いお母さんと3歳の女の子が亡くなった。「奢るもの久しからず」だ。「お偉いさんの成れの果て」だ。

それにしても、このニュースは、なにかおかしい。「上級国民」・・・???