447番目のテーマ「千変万化」

# VIVA LITERATURE

project 447 「村」

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https://scratch.mit.edu/projects/317849795/editor/

「千変万化」・・目まぐるしく変わること。

「村」・・三好達治(測量船)

鹿は、角に麻縄を縛られて、

暗い物置小屋に入れられていた。

何も見えないところで、その眼はすみ、

きちんと、風雅にすわっていた。

芋が一つころがっていた。

そとでは、桜の花が散り、山の方から、

ひとすじそれを自転車がしいていった。

背中を見せて、少女は藪を眺めていた。

羽織の型に黒いリボンをとめて。

三好達治(みよしたつじ)は、萩原朔太郎や、丸山薫の影響で、詩作を始めた。

・・・昭和5年・・優れた叙情詩集で、昭和詩の古典と言われている。

「さやうなら日本」・三好達治(駱駝の瘤にまたがって)

ぽつぽつ桜もふくらんだ 旅立たふわれらの仲間 

名にしおふ都どり 追い風だ 北をさせ

さやうなら吾妻橋 言問 白髭 さやうなら日本東京

さやうなら闇市 さやうなら鳩に街 新宿上野のお嬢さん 

一万人の靴磨き さやうなら日本東京 さやうならカストリ屋台

さやうなら平沢画伯 さやうならさやうなら 二十の扉 のど自慢

さやうならJOAK 八木節と森の石松 

さやうならエノケン さやうならバンツマ 

さやうなら元気でいたまへ 丸の内お濠の松

さやうなら象微(しょうちょう)さん 

さやうならその後夫人 数寄屋橋アルバイト

南京豆と宝くじ インフルエンザとストライキ

さやうなら日本東京 ポンポン蒸気の煙の輪

懐かしい隅田川 さやうなら日本東京

⁂この詩は、戦前、戦中、戦後を生きた詩人の素直な気持ちを表しているようです。

当時の風景、風俗の一部分は、私達の回想の範囲内にあります。「闇市」『ハトの町」帝銀事件、平沢画伯です。NHKの「のど自慢」は、今でもやっています。吾妻橋言問橋、白髭橋もそもままのこっています。

新型コロナウイルスという得体の知れない病気の蔓延のお陰で、徐々に、世の中の何かが変わっていくような気がする。私たちは、世の中についてゆけるのだろうか?

【最近のニュース」

・東京都では、R2年4月19日、107人の感染者で、3082人・神奈川県で、782人。

死者は、クルーズ船13人、その他230人。

【最近のニュース」

・毎日天気が、くるくる変わる感じがする。あちこちで、地震もあり、怖い。

・R2年4月20日宮城県で、震度4の地震

【最近のニュース」

東京都の感染者は、一週間に10人で増えている。19日は、107人。??

・また、農家から、野菜の盗難があったという。群馬県の農家から、根こそぎ550キログラムのホウレンソウが、根こそぎ盗まれたという。なんとあさましいことをする日本人がいることだろう。

・R2年4月21日、ニュース画面で、「イギリスで、出会った日本人記者の話」を読んだ。話をしたのは、クリス・松村さんだ。それは、日本で起きている「弱い者いじめ」

である。というのは、日本では、看護師さんやお医者さんの子供が、「コロナが移る」と、いじめられている」と、いじめられたり、コロナにかかった家に、石を投げこんだりしていることがあるらしい。

松村さんは、「そんな日本の恥じ」をどうのこうのと、外国の人に聴かないで、・・・といった。イギリスでは、懸命に人を助けようとしている人に、午後8時になると「感謝の拍手」をおくるという。 

 

・R2年4月21日、江の島鎌倉の海は、またまた、混雑していた。テレビで、黒岩知事さんも改めて、注意をしたが、海岸に入る入場料など???もっと工夫してほしい。