# VIVA CULTURE
project 267「煩悩108」
https://scratch.mit.edu/projects/317430154/
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「除夜の鐘」でつく鐘の数は、108です。そして、108は、煩悩の数です。
「煩悩(ぼんのう)」とは、心身にまといつく、心をかき乱す一切の妄念、欲望。
など、人間の心身の苦しみを生み出す精神の働きのことです。
眼(げん)、耳(に)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)・・6
・・・人間の感じる器官で、六根(ろっこん)シックスセンスという。
・・・仏教において、人間の感じる器官は、6通りの煩悩が、あります。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」
・・修行することで、六根が清らかになるよ、という意味です。
・・富士山に登る時、私達は、「六根清浄、お山は、晴天」と言いながら登りました。
①、眼、耳、鼻、舌は、「見る、聴く、嗅ぐ、味わう」と、身体の「触れる」の五感の器官と、仏法を意(心)の感覚・第六感で、6通りある。
②、①の器官は、好(良)、平、悪の3種類あります。だから、6*3=18で、18通りの煩悩があります。
③、その18通りの煩悩には、浄(きれい)と、染(きたない)の2種類があります。
***18*2=36の煩悩です。
④、36通りの煩悩を前世(過去)、今世(現世)、来世(未来)の3世代にわたって、人を悩ませます。
***36*3=108の煩悩になります。
「煩悩の犬は、負えども去らず」ことわざ
追っても追っても離れない飼い犬のように、欲望などの煩悩は、払っても払っても 心から離れないことのたとえ。