# VIVA CULTURE
project 252 「カリン酒」
https://scratch.mit.edu/projects/314579095/
「蒔かぬ種は、生えぬ」
何もしないでいたら、良い報いは、得られない。原因を作らなければ、結果は、生じない。「いろはがるた(京都編)」
「日本人と果実酒」
元禄10年(1697年)、「本朝食鑑」が出版された。この本のなかに、「梅酒」、
「蜜柑酒、「楊梅酒(ヤマモモの酒)の作り方や、薬効も教えている。
「果実酒のカレンダー」
「思いつく果実」 春」は、夏みかん、みかん、びわ、八重桜、いちご、ざぼん、ネーブル・・・夏」は、梅、さくらんぼ、すもも、あんず、夏みかん、くわの実、またたび、ぐみ、しその実・・・秋」は、みかん、りんご、カリン、なし、しその実、かいどう、こけもも、いちじく・・・冬」は、きんかん、みかん、ゆず、りんご
「年中」 レモン、グレープフルーツ、パイナップル、バナナ、干しあんず、 朝鮮人参、クコ、にんにく、アロエ、しいたけ、コーヒー
注意・・酒税法で、穀物と葡萄(山ブドウも)で作ることは、禁じられている。
今週のお題「家で飲む」
今週のお題「家で飲む」
我が家では、毎年庭の梅の木から、1から2キロの梅の実がとれていたので、梅酒や梅ジュース作っていました。しかし,家族皆、あまり「梅酒」も、「梅ジュース」も飲まないで、料理に入れたり、捨てたりしていました。
二・三年前の10月末のある日、近所のスポーツクラブのテニス教室に通っている娘が、スポーツクラブのオーナーさんから、カリンの実を一ついただいてきました。「カリン酒」を作るというのです。私が、おろおろしている間に、娘は、インターネットで、作り方を調べ、ひとりで、作りはじめました。①広口のビンの中を洗い、水気をとっておく。②カリンは、良く洗って水気をとり、皮付きのまま半分に切る。③そして、①の広口ビンに、カリンと砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れて、漬け込むのです。
料理の本も、母親のアドバイスも何もいらない、「果実酒作り」でした。
それから、6か月たった頃、カリンの実を外にだし、飲みやすいように、ガラスのポットに入れて、冷蔵庫の隅に入れておきました。
もう、あれから二年になりました。娘が、風邪をひいて、のどが痛いと、ビックスべポラップを胸に塗っていました。この頃、家での徹夜仕事ばかりで、すごく疲れているようです。「私、定時で帰ります!!」のヒロインみたいになれば、良いのですが・・替ったばかりの職場なので、皆について行くのが精一杯なのでしょう。
夜、急に「カリン酒」がのどに良いというからと、冷蔵庫から、持ち出してきました。
べっこう飴色の、とても良い香りする「カリン酒」でした。娘は、少しお湯で割って飲みました。私も、お相伴して、ストレート?でオーナーさんと娘に感謝しながら、飲みました。もっと、家族が元気な時に「アットホームな一杯になるように、・・」我が家の梅でも、「梅酒」に挑戦しようかと思いました。
今週のお題「家で飲む」