119番目のテーマ・・「一頭地を抜く(いっとうちをぬく)」宋史・蘇軾伝

# VIVA PROVERB

プロジェクト119「野球選手」

 

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https://scratch.mit.edu/projects/282343788/

使い方・・①上の絵の画面の真ん中をクリックすると、スクラッチプログラム画面に移ります。

「一頭地を抜く」宋史・蘇軾伝

他の人よりも一段と優れていることをいいます。人々の上に、頭をぐっと出しているということです。

「軾、書を以って、欧陽脩にみゆ。脩、梅聖愈に語りて曰く、吾当にこの人を避けて一頭地を出でさしむべし(蘇軾は、手紙を出して、欧陽脩に面会を求めた。その文章を欧陽脩は、梅聖兪に語っていった。私は、この人より下がって、頭を一つぐらい自分より、上に出させなければ、ならない)」

投手として、投げても凄いし、打者として、打ってもホームランばかりの「二刀流」であるエンゼルス大谷翔平くんみたいな人のことを「一頭地を抜く」人というのかな?

「頭角を現す」韓愈の文・柳子厚墓誌

才能が目立って人より優れていること。「頭角」は、頭の先、多くの人の中で、頭が、ひときわ高く抜き出ているという意味です。

「子厚少くして精敏、通達せざるはなし。其の父の時におよんで、少年と雖も、すでに自ずから成人なり。能く進士の第を取り、ざん然として頭角を現す(柳子厚は、若い時から、優秀で、何事にもよく通じていた。その父親の存命中、少年ではあったが、もはや、一人前の風格を備えていた。よく進士の試験に合格して、はるかに飛びぬけた成績を示した)」

H30年9月、今、テニスがすごいことになっている。女子のテニス界で、トップに躍り出た大坂なおみさんだ。二十歳の日本語もたどたどしく聞こえる女の子だが、発する言葉が、的をつく言葉?で、なんとも憎めない。日本中が、フィーバーだ。

H30年9月19日から、9月23日まで、立川のマリンアリーナで、パンパシフィックオープンテニスの試合が行われた。

H30年9月22日、ベスト4になったという。準決勝は、大坂なおみさんとのイタリアのジョルジュとの試合。また勝った!!23日は、決勝で、チェコのプリスコバと戦うのだ。

H30年9月23日、残念ながら、優勝は、出来なかったが、明るい話題を作ってくれた20歳の女の子だ。H30年10月15日、大坂なおみさんの記念切手が発行された。

そうそう、私たちは、将棋の藤井颯太くん(16歳)の天才ぶりに、フィーバーし、酔いしれていたのだ。げ・ん・き・ん・な日本人たちよ・・・

H30年10月15日、チェコプラハで、オセロの世界大会が行われ、11歳128日の神奈川の福地啓介くんが、見事に、優勝した。それは、36年前、日本の谷田邦彦(ANA機長/51歳)が、15歳の時、この大会に優勝して以来の事で、11歳での優勝は、快挙だということです。福地君のチェコからの帰りのANAの飛行機は、谷田機長が乗ってアナウンスで福地君をお祝いしたということだ。とても「粋な計らい」で、ANAの乗務員たちの心づかいに感心した出来事だ。

 H30年9月30日、台風24号が、日本を縦断した。関東を通過して、今朝は、「台風一過の秋晴れ」と言いたいところだが、・・・あちこちで、大木が倒れたというニュースがありました。その中で、どこかの学校の校庭の栴檀の大木が根こっそぎ倒れている映像が流れました。「私の母校の校庭の大銀杏の老木は、無事だろうかと?」と、昔を思い出しました。

栴檀は、二葉(双葉)より芳し」 観仏三昧海経

 将来、大成する人物は、子供の時から、優れているところがあることを例えてこのように言います。栴檀という香木は、芽生えたときから、すでに良い香りがするそうです。いろはがるたの京都版にあります。

このことわざの「栴檀(せんだん)」とは、「白檀(びゃくだん)のことではないかと言われています。平家物語・・

【最近のニュース】

 H30年10月25日(満月)、夕方から、ドラフト会議2018が始まった。大阪桐蔭の根尾昂君は、中日ドラゴンス、金足農業の吉田輝星くんは、日本ハムから、指名された。